クラフトマン日記

  • リフレット例 - Gibson J-45 / 強いハイ起きに対しての例

    ネックのハイ起きがとても強く弦高が過剰に高かった Gibson J-45 への、リフレット内容についての解説です。ハイ起きの捉え方についても話しています。
  • 弦高が過剰に高い状態への、ネックアングルも含めた調整 / Taylor 214ce の例

    弦高が過剰に高い状態への、ネックアングルの観点も含めた調整内容の、Taylor 214ce の例での解説です。
  • 弦高を極力下げるアプローチ / Maton EBG808TE の例

    弦高を極力下げるアプローチ。Maton EBG808TE の例での解説です。弦高を下げる際には、状態や仕様に対して下げられるかを考慮する必要がありますが、その個体の、弦の振幅の性質も踏まえる必要があります。それらの捉え方についても説明しています。
  • ビビり解消のアプローチ / Taylor 412ce

    ネックの強い逆反りから、ビビりの目立っていた Taylor 412ce。ネックの強い逆反りがある際は、順反りの方に戻していくと、ネック本来の個性が見えてきます。ネックが逆反っていることで弦高が下がっているという状態もよくありますが、そういった状態に対してバランスを改善する例の紹介です。
  • サドル(弦高)バランスの改善アプローチ / Tears OMC-J

    ギターの弦高は主に、ネックの反り、フレット、ナット、サドルのバランスで構成されます。その中でも今回は、サドルにフォーカスして解説しています。サドルは、サドル自体の高さもですが、上面の R も調整して弦高を整える必要があります。R を調整することの必要性や、調整されていない際に起こり得ることにつ...
  • 弦高の構成バランス改善のアプローチ / Martin D-41

    弦高は、支点の高さを上下すればいかようにも作れますが、その弦高を構成する要素のバランスが取れている必要があります。ネックの反り、フレットのバランス、ナット、サドルのバランスが適正でなければ、弦高をセットしても思っていたような弾き心地や鳴りを得られないことになります。それらのバランスを適正に整え...
  • ハイ起きの影響を解消するアプローチ / YAMAHA AC3M

    ネックのよくある個性の一つハイ起き。ハイ起きの度合いが強いと、弦高が過剰に高くなったり、ビビりやすさの原因にもなります。ハイ起きが強い状態に対し、その影響を解消するアプローチを、YAMAHA アコースティクギター AC3M の例での紹介です。ハイ起きはネックがどういった状態のことを指すのか、そ...
  • 弾きづらさ解消のアプローチ / Maton EBG808TE Tommy Emmanuel モデル

    押さえづらさが感じられていた状態に対し、綺麗に音が出る状態を作った上で弦高を低めにセットするアプローチ。 Maton EBG808TE トミー・エマニュエル モデルの例での紹介です。弦高を下げる際には、サドルを低くすることにすぐ着手してしまいがちではありますが、その前にまず踏むべき手順について...
  • リフレット例 / FERNANDES TE-95HT

    フェルナンデス TE-95HT でのリフレットの例の紹介です。フレットが減ってきたらリフレットと思わがちではありますが(実際にそういう面もありますが)、ネックの個性の影響を抑えることと、今後も永く使うためにという意味合いの方が大事とも言えます。そういった理由や、リフレットが必要と判断するアプロ...
  • 鳴りの寂しさの改善アプローチ / Martin D-45

    低音弦側の鳴りの寂しさや、特定の音での鳴りの弱さ。また全体的な音のクリアさが感じられていなかった Martin D-45。ネックの個性の影響もありましたが、全体的なバランスも乱れている状態と言えました。鳴りを抑えている原因の特定と、改善へのアプローチの紹介です。デットポイントについても触れています。
  • 弾きづらさ改善のアプローチ / Yamaha SLG サイレントギター

    弾きにくさが感じられていた Yamaha のサイレントギター SLG。弦高がそこまで高いわけではありませんでしたが、全体のバランスが合っていないことから、弦高を構成する要素としてアンバランスになっていました。弦高に対する考え方についても解説しています。
  • 新品ギターのセットアップ例 / FGN(FUJIGEN) EOS7

    新品ギターへのセットアップ。フジゲン FGN の Expert ODYSSEY EOS7 ASH の例の紹介です。ギターのセットアップは、主に4つのステップで行います。すぐにブリッジ、サドルを調整するのではなく、しかるべき手順を踏んだ上で、弦高をセットしてあげる必要があります。