クラフトマン日記

  • ハイ起きの影響を解消するアプローチ / YAMAHA AC3M

    ネックのよくある個性の一つハイ起き。ハイ起きの度合いが強いと、弦高が過剰に高くなったり、ビビりやすさの原因にもなります。ハイ起きが強い状態に対し、その影響を解消するアプローチを、YAMAHA アコースティクギター AC3M の例での紹介です。ハイ起きはネックがどういった状態のことを指すのか、そ...
  • 弾きづらさ解消のアプローチ / Maton EBG808TE Tommy Emmanuel モデル

    押さえづらさが感じられていた状態に対し、綺麗に音が出る状態を作った上で弦高を低めにセットするアプローチ。 Maton EBG808TE トミー・エマニュエル モデルの例での紹介です。弦高を下げる際には、サドルを低くすることにすぐ着手してしまいがちではありますが、その前にまず踏むべき手順について...
  • リフレット例 / FERNANDES TE-95HT

    フェルナンデス TE-95HT でのリフレットの例の紹介です。フレットが減ってきたらリフレットと思わがちではありますが(実際にそういう面もありますが)、ネックの個性の影響を抑えることと、今後も永く使うためにという意味合いの方が大事とも言えます。そういった理由や、リフレットが必要と判断するアプロ...
  • 鳴りの寂しさの改善アプローチ / Martin D-45

    低音弦側の鳴りの寂しさや、特定の音での鳴りの弱さ。また全体的な音のクリアさが感じられていなかった Martin D-45。ネックの個性の影響もありましたが、全体的なバランスも乱れている状態と言えました。鳴りを抑えている原因の特定と、改善へのアプローチの紹介です。デットポイントについても触れています。
  • 弾きづらさ改善のアプローチ / Yamaha SLG サイレントギター

    弾きにくさが感じられていた Yamaha のサイレントギター SLG。弦高がそこまで高いわけではありませんでしたが、全体のバランスが合っていないことから、弦高を構成する要素としてアンバランスになっていました。弦高に対する考え方についても解説しています。
  • 新品ギターのセットアップ例 / FGN(FUJIGEN) EOS7

    新品ギターへのセットアップ。フジゲン FGN の Expert ODYSSEY EOS7 ASH の例の紹介です。ギターのセットアップは、主に4つのステップで行います。すぐにブリッジ、サドルを調整するのではなく、しかるべき手順を踏んだ上で、弦高をセットしてあげる必要があります。
  • 弾きやすい弦高にセットするアプローチ / Furch Yellow Gc-CR 編

    弾きづらさへのお悩みからご依頼をいただいた、フォルヒ Yellow Gc-CR。低めの弾きやすい弦高にセットするアプローチの紹介です。もともと、ネックの強い逆反りも目立ってはいましたが、ナットと、サドルの高さや R 等のアンバランスさも目立っていました。部分的な改善だけではなく、全体的にバラン...
  • 新品ギターのセットアップ / HEADWAY JT シリーズ HOC-V090SE 編

    新品ギターのセットアップ例。今回は、HEADWAY の人気シリーズ JT シリーズの HOC-V090SE 編です。ソロギターを弾かれるというお客様のスタイルとご希望に合わせて、音が綺麗にでる状態を作った上で、弦高を低めにセットするアプローチを施します。ギターをセットアップする手順と、それを踏...
  • ビビり感と弾きにくさの改善アプローチ / Gibson L-4 CES 編

    ブリッジを下げていながらも弾きやすくは感じられておらず、ビビり感や鳴りの寂しさが感じられていた Gibson L-4 CES。もともと、ネックの部分的な順反りの強さが目立ってはいましたが、ナットやブリッジも含めた全体的なアンバランスさゆえに、弦高を下げているわりには弾きやすく感じられず、ビビり...
  • ビビりを解消しつつ低い弦高にセットするアプローチ / Gibson ES-335

    もともと強いビビりが目立っていた、 Gibson ES-335。ビビりなく弦高を低くセットする上での、ビビりの原因の見方、ネックの個性に対する考え方や、改善のアプローチの解説です。
  • 弾きにくさの改善アプローチ / Gibson J-45

    セッティングのアンバランスさから弦高が高く、弾きにくさが感じられていた Gibson J-45。弦高を下げても音が綺麗に出る状態を作ってから、弦高を下げていきます。
  • 低めの弦高セッティングへのアプローチ / Yamaha LS-400

    アコースティックギターの弦高を下げるアプローチ。Yamaha LS-400 の例での紹介です。弦高が高いと感じると、ついついサドルを削って低くしたくなりますが、その前に、全体のバランスを考慮したステップを踏む必要があります。