[GLIDE での PLEK 体験者の声] 山形県の山口岩男様 / Fender Acoustasonic Jazzmaster、ほか多数
■GLIDE に PLEK 調整を依頼したきっかけは何ですか?
多くのギタリストが感じているであろう「弦高を下げれば弾き易くはなるが、音は細くなり音量も下がり、ビビりやすくなってしまう」という悩みを、長年僕も感じていました。
そんなある日、Facebook の広告でまさにその辺りを解消してくれそうなPLEK 調整を知り、「どんなもんかな?」と半信半疑でお願いしてみたことがきっかけです。
その後、現在までに調整を依頼したギターを数えてみたら、なんと10本にもなっていました(笑)
■調整されたギターを弾いて、どのように感じましたか?
まさに GLIDE さんの HP で説明されている通りで、全体に鳴りが均一になり、弦高を低めに設定した場合に必ず気になっていた「1、2弦(プレーン弦)のローポジションでの鳴りが劇的に解消されましたね。
フレットだけでなく、ナットやサドル、ネック調整を含めてトータルに見てもらえるのでありがたいです。フレット交換までお願いしたケースもありました。
■PLEK を、ご友人、知人にも勧めたいですか?その理由は?
PLEK 調整を経験してつくづく思うのは、初めて触るギター(楽器店などで)に対して「このギターは当たりの個体だね」とか「これはハズレだ」とか言ってたのって、一体なんだったのか?ってことですね。
ハズレだ!とか偉そうに言ってたけど、ただ調整されてなかっただけじゃないかって(苦笑)。ギターというのはセットアップで「鳴りも音程も弾きやすさも」全然変わって来ます。ぜひまず一度体験してもらいたいですね。
■PLEK を楽器送付で依頼する方へのアドバイス
僕はプロとして活動するようになって今年で36年になりますが、その間多くのリペアマンに調整を依頼して来ました。
こちらの思うような結果になった事ばかりではありません。その中で強く思うのは、「弾き手とリペアマンの良い関係の構築、綿密なやり取りが最も大切である」という事です。
ひと口に「弦がビビって困る」と言っても、ピッキングの強さは弾き手が100人いれば100通り。弦のゲージはもちろん、メーカーによってもテンションは微妙に違う。
また、以前懇意にしていたリペアマンが言っていた事なんですが、「ビビって困るっていうお客さんに僕の目の前で弾いてもらうと、ビビるように弾いちゃってる事が多い。もうそこが気になって仕方ないから、フレーズで弾くんじゃなくて、そこだけ単音で何度も弾いて『ビビる、ビビる!』って。そこに神経が集中しゃちゃってるから、フレーズで弾けばきっと気にならない音が気になってしまってる」…これ、僕もよくわかるんです。
僕は GLIDE さんには楽器を送って調整してもらっているので、そういった「弾き手都合」のニュアンスに偏らないように気を付けてます。
「調整には限界がある」って事を依頼する側も理解することが大事なんです。
その上で「楽器の状態、その楽器でどんなタイプの曲を、どんな感じで演奏するのか」そんなことを文章と動画で伝えます。電話で説明したことは一度もないんです。文章と動画にするには、一度自分の頭の中で整理して明確に説明しなければならないから、その方がきちんと伝わるんですよ。記録にもなりますしね。
結構手間がかかりますが、良い結果を得るためには、こちらも労力を惜しんではいけないんです。ご参考までに僕が GLIDE さんにいつも送る説明動画を貼っておきますので、ご覧頂ければと思います。
【山口岩男プロフィール】シンガー・ソングライター、ギタリスト、ウクレレ奏者
ギタリスト&ウクレレ奏者として原田真二、関口和之、ケツメイシ、森山直太朗などのツアーや、SMAP、嵐、山下久美子、阿川泰子、Sandiiなどのレコーディングに参加。現在は「白崎映美&東北6県ろ~るショー!!」、山形市出身で元T-SQUAREのベーシスト須藤満、バイオリニスト駒込綾とのユニット「RIM」でも活動中。現在YBC山形放送ラジオにて「山口岩男の方言RockNight★」を担当。(毎週木曜日16:20~16:50)
オフィシャルサイト http://iwao-breeze.com