Taylor の調整への、よくある質問への回答

Taylor の調整へのよくある質問3点への回答と、Taylor の利点2つ、心配しなくていいこと1点についての解説動画です。

■よくある質問3点
・ネックアングルの調整は必要か?
・トラスロッド調整は必要か?
・サドルの調整は必要か?

よくある質問3点につきましては、Taylor はネックアングルの調整ができることから、それに伴うご質問が多いです。
また、Taylor の弦高調整はアングル調整で行うもの(ジョイント部以外には手を付けない)という認識がわりと広まってもいます。
ネックアングルの調整は必要になることが多いですが、ギターのセッティングは、あくまで全体のバランスを整えてあげる必要があります。
ネックアングルが調整できる構造であっても、基本的な構造は、他メーカーの一般的なものと同じです。
トラスロッドを調整しないまま、サドルを調整しないままで、アングル調整だけで弦高をセットしようとするのは、強引とも言えます。

■利点2つ
・トラスロッドの効き
・ハイ起きに対して

Taylor のギターはトラスロッドの効き具合と効き幅がとてもよく、安心感があります。
また、ネックアングルを調整できることから、ハイ起きに対しても安心感があります。
これらは、Taylor のとても良いところと言えます。

■心配しなくていいこと
・ネックジョイントについて
Taylor のギターは、ネックとボディの接地面に隙間がある構造になっており、その隙間がパテで埋められております。
パテが剥がれますと隙間が見えますが、その隙間は元々のものですので、何も心配はいらないです。

こららのことについて、こちらの動画で解説しています。


Related Posts

リフレット例 - Gibson J-45 / 強いハイ起きに対しての例
リフレット例 - Gibson J-45 / 強いハイ起きに対しての例
ネックのハイ起きがとても強く弦高が過剰に高かった Gibson J-45 への、リフレット内容についての解説動画です。ネックのハイ起きは、とてもよくある反り方の一つです。ハイ起きは、端的に言うと、ネックのアングルが浅くなることと同じ反...
Read More
[5月5日(日)開催!!] 女川オルタナティブ・ロックまつり 2024春
[5月5日(日)開催!!] 女川オルタナティブ・ロックまつり 2024春
2024年5月5日(日)、女川町 海岸広場にて、オルタナティブ・ロックのライブ・イベントを開催します!関東、宮城から6バンドが集まり、90年代〜2000年代洋楽ロックの名曲を演奏します。オルタナ好きで集い、楽しみましょう!! ■イベン...
Read More
[メンテナンス・パック利用者の声] 神奈川県の有村凪様 / Cole Clark、Taylor、Godin など
[メンテナンス・パック利用者の声] 神奈川県の有村凪様 / Cole Clark、Taylor、Godin など
神奈川県の有村凪様。Cole Clark、Taylor、Godin などを、メンテナンス・パックで調整。■メンテナンス・パックに加入したきっかけは何ですか?PLEKという調整方法を、あるギタリストから聞いていました。GLIDEさんを知...
Read More


他のクラフトマン日記は
こちらから!