[GLIDE での PLEK 体験者の声] 沖縄県の﨑山潤様 / Fender JazzBass 1969年製

[GLIDE での PLKE 体験者の声] 沖縄県の﨑山潤様 / Fender JazzBass 1969年製



■PLEK を依頼したきっかけは何ですか?
2年前、長年弾いていた Moon ジャズベースが「基音以外の音成分が揺らいでいる」ことに気付きました。
感覚的な問題でしたが、GLIDE さんに相談・依頼したところ、ネックの状態が数値的に検証でき、倍音成分の原因を突き止められました。
その後適切な処理を施していただき、芯の通った元の状態に戻りました。

今回の Fender ジャズベースは、似た状況の上にネックもクセがあり、リフレット含めたリペアが必要と感じていました。
1969年製の、いわゆるヴィンテージ楽器ですので自己判断は避けて再び GLIDE さんに預け、最善の判断を仰ごうと思いました。

Moon ベースのときに細かい対応をしていただきましたし、PLEK を活用したリフレットの経験が豊富ですので、クラフトマンの腕を信じてお願いしました。


■調整されたベースを弾いて、どのように感じましたか?
皆さんおっしゃるように、鳴りが劇的に改善されたと感じました。
いや、正確に言えば、本来このベースが持っているポテンシャルが存分に解放されたという表現が適切かもしれません。
これまで何度か調整・リペアしていましたが、どうしても音詰まりする箇所が存在しました。
それが改善されて1弦~4弦ともバランスいい伸びになり、どこを奏でても心地よいです。
音色に関しても情報量が増え、太く濃密な響きがそのまま出力されている力強さに驚きました。
中低音は音圧が増して主張が大きいですし、高音はさらに明瞭になって突き抜けてきます。表現の仕方は変ですが「現役感溢れるヴィンテージ」に復活したという印象。どのジャンルでもアンプ直で馴染みます。


■PLEK をご友人にも勧めたいですか?その理由は?
ぜひ勧めたいです。今回のような古い楽器は、経年でデッドポイントや音圧差が生じたりします。
それを自分なりにカバーするのも演奏する楽しみのひとつではありますが、楽器を最適な状態に戻し、音質が向上するという点で PLEK は試してほしいです。

デジタル化が進んで、今までは感覚に頼らざるを得なかった領域も、こうして客観的に数値化できるようになりました。
リペアされる側の立場としても安心感が高まると思います。そして、楽器の管理としても有用な手段だと感じました。
私は遅かれ早かれ死にますが(笑)、楽器は生き続けます。 ですから次の持ち主に引き継ぐ役目があります。
大切な楽器を、最良な状態に保つという意味でも PLEK はお勧めします。


■スタッフからのコメント
﨑山様のジャズベースは、経年によりネックの個性が強くなっておりました。
指板を削り修正することで、そのネックの個性の影響を抑えるというアプローチをとりました。
実は私共も、「とても鳴りの良いベースだな」と調整しながら感じておりました^^
﨑山様が感じられたように、このベースが本来持つポテンシャルを引き出すお手伝いができて、とても嬉しく思います。



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