Paul Reed Smith 1988年製
こちらは、88年製の Paul Reed Smith Custom24 です。シースルーの Grey カラーが美しいですね。
現行品も沢山の素晴らしいモデルに溢れている PRS ですが、初期の PRS を持つというのも、非常に良い選択なのではないかなと、小職は思います。
その理由は2つあり、1つはスペックです。この頃は、レギュラーモデルにもハカランダ指板や、天然アバロンのインレイ等、いまでも希少な素材が惜しみなく使われています。
もう1つの理由は、これは小職の個人的な見解でもありますが、PRS の挑戦心に浸れることです。
PRS が台頭した80年代中盤は、今よりもエレキギター熱が世間的に高かったとは思いますが、それでも多くのメーカーが今と変わらず世界中でしのぎを削っていたと思います。
ギターのモジュール化が進み、汎用的なパーツメーカーもあり、OEM も一般化している中で、独自のスペックとパーツにより革新的な価値を生み出し、大きなメーカーへと成長させていったことには、多大なる情熱と思考の投入、綿密に練られた事業・ブランド計画があったのではないでしょうか。
そういった PRS の挑戦への想いを感じ取ることができる。そういった魅力が、初期ものにはあるかもしれません。
