ギターのコンポネート!!~ネックの取り付け加工について~
今まで良固体のジャパンビンテージギターのグレードUP品や
丁寧に当店で整備されたリアルビンテージの楽器の在庫をご紹介してきましたが、
今回はFender の違うモデル同士のネックとボディを組み合わせ、本家のラインナップにはないモデルを
当店でコンポネートして販売する事にチャレンジしてみました!
入荷した際のボディはパーツが全て付いてない状態で入荷したので
コントロールパネルの製作からネックの取り付け加工まで全て当店で丁寧に処置致しました!
そこで本日は違うモデルのネックなんて取り付けられるのか?!
ネックの取り付け加工について簡単にご紹介します。
実は、当店のカスタマイズのお問い合わせの中でも結構ご質問を頂くカスタマイズ内容です。
先ず最初に確認するのはネックがボディのネックポケットに入るかどうか。
とりあえず取り付けて見ないとスケールが合ってるのか、ビス穴の位置は合っているのかなど、殆どの事が確認できません。
大抵の場合すんなり入ってくれません。なので、ネックポケット側を加工し広げてあげます。
ネックがとりあえず入ったら次に確認するのはネックとボディの中心線が合っているか、
ネックのスケールが合っているかを確認します。
この二つが合っていないと演奏性に支障が出たりそもそも正確な音が奏でられなくなってしまうので
とても大事なチェックポイントです。
合うまでネックポケットを追加工します。
ここまで来て演奏製に以上が無いこと、正確な音程が奏でられることを確認できたら
あとはボディとネックをしっかりと固定するだけです。
詰まる所、ジョイントビス穴の確認ですね。
こちらも始めから合うことは殆どありません。
なので、デフォルトで開いているビス穴を埋めなおして再度ボディから挿すビスに合う位置にビス穴を開けてあげます。
これで、違うモデル同士のネックとボディの組み込み完了です!ちなみに今回の
American Select Flame Maple Top Jazzmasterのボディ
American Professional Jazzmasterのネック
同じシリーズという事もあり相性は抜群でネックポケットの加工は無くボディへの追加工は一切ございません!
とても綺麗な状態を維持したままカスタマイズに成功したクラフトマンも一押しの商品になります!
