Gibson ギターの歴史 Part.2
今回のクラフトマン日記も前回に引き続きGibsonギター史になります!
↓Gibson ギターの歴史 Part.1↓
https://bit.ly/2OYeqQc
※各項目の詳しい年代・詳細には諸説ある為、多少の誤差はご容赦お願いします。
前回は、レスポール登場前までザックリ書き
ピックアップの登場で、楽器のエレキ化が勢い付いた所までご紹介しました。
さっそくレスポールの話をしたいのですが
その前にピックアップについてもう少し書いておきます。
Gibsonの中でも大発明だったピックアップ
開発した人はGibson社で音響技術者として活躍していた『ロイド・ロアー(Lioyd Loar)』という人物になります。
こちらのロイド・ロアーさん、ピックアップ以外にも何個もGibsonギターに必要不可欠な発明をしていて
・名機 L-5 の開発
・トラスロッドの開発
・アジャスタブル・ブリッジの開発
・浮きピックガード(フルアコとかに付いてるピックガード)の開発
・コンデンサー型ピックアップの開発(世界初のピックアップと言われています)
など、Gibson社に5年ほどしか在籍していなかったのですが、多大な貢献をしています!
↓ Lioyd Loar さん ↓
ロイド・ロアーさんの発明の甲斐もあり、楽器のエレキ化に新たな方向性を見出したGibosn社ですが、まだまだ本腰を入れての製品開発はされていませんでした。
その会社の重い腰を上げさせたのが、好敵手Fenderが1950年に発表した「Telecaster(Broadcaster)」です。
↓Fender Broadcaster ↓
(皆が知っているTelecasterと違ってフロントピックアップがありません)
Fenderがエレキギターを先に出して、瞬く間に人気が出たものだから
Gibsonも「ヤバイ!うちも参入しなきゃ!」となったのでしょうね。
しかし、Gibsonもここから製品開発を始めたのではなく
新製品の目星は、1941年に出会ったとある人物のおかげで見つけていました。
その人物こそLes Paulさんその人です。
(本名は レスター・ウィリアム・ポルスフス さんです)
レスポール登場まで書くと言いながら
本当に登場させただけで終わらせてしまうのは申し訳ないのですが
本日はここまでになります!
次回はちゃんとレスポールギター誕生秘話を書きたいと思います(笑)
〜おまけ〜
自分が大好きなテレビCM(レス・ポールさん出演)になります。
最後のレス・ポールさんセリフがカッコ良すぎてシビれます!

