Gibson ギターの歴史 Part.1
本日の投稿は、ギター/ベースプレイヤーの方々なら一度は聞いた事があるメーカーの一つ
『Gibson』のギターの歴史について書きたいと思います。
※各項目の詳しい年代には諸説ある為、多少の誤差はご容赦お願いします。
皆様のご存知のGibson社は「The Gibson Mandolin-Guitar Manufacturing Company , Limited」の名前で1902年に産声を上げます。
社名にMandolinが入っている事からも推測出来ますが、当時のGibson社の主力モデルはマンドリンだったんです。
(ちなみに1917年頃にはバンジョーも発表して、それまでのマンドリンを凌ぐ勢いで需要が高まっていきます。)
もちろん、アコースティックギターも初期から作っていましたが
オービル・ヘンリー・ギブソンさんはバイオリン製作にも携わっていたため
その影響からフラットトップの今の主流のアコースティックギターではなく、アーチトップのギターを作っていました。
↑当時ギブソンさんが作っていたアーチトップギター↑
その後、名機で言いますと
1922年にGibson社初のFホール付きアーチトップギター「L-5」が発表され
1934年には「Super 400」なども発表されます。
↑ 「L-5」↑
今でもL-5 CESなどは市場で良く目にしますが
当初のモデルはピックアップが付いていません 。
そして、いよいよ1936年にはGibson社初のエレキトリック楽器である
「EH-150」を発表します。
この " EH " とはエレクトリックハワイアンの略で、その名の通りハワイアンギターになります。
ここからGibson社のエレクトリック化がスタートします!
↑ EH-150 ↑
ご存知のレスポールが登場するのが1952年になるのですが
Gibsonの最初のエレキギターはレスポールではなくハワイアンギターだった事はご存知でしたでしょうか?
エレキ化には欠かせないピックアップの登場は
当時は革新的だったと思います。
かなりザックリ歴史を書かせて頂いたのですが
レスポール登場まで書いてしまうとかなりの文章量になるので
本日はここまでです。
次回は皆大好きレスポールの誕生についてお書きします!

