知名度も段々と上がってきている、Plekについてご紹介。
本日は、Fender American Professional Pine Jazzmaster に Classic Series のネックを合わせるカスタマイズにも施しましたPLEKについて書かせて頂きます。
知名度も、段々と上がってきましたPLEK。
「PLEKにかけるとビビリが取れる!鳴りが良くなる!」と言ったイメージを持つ人が多いかもしれません。
実は、ただフレットを自動で削るだけの機械じゃない!
今回はそんなPLEKで出来る事を簡単にご説明します。
①楽器の状態をスキャニング
ネックの反りは勿論、弦高やどこのフレットでビビリ音が出ているか、ナットの弦溝の高さ など演奏に関係する細部の事までグラフや数値で表示してくれます。
そして凄いのは、任意の 弦高・弦ゲージ・ネックの反り を指定すると、PLEKが「そのセッティングだとこのポジションでビビリ音が出るよ!」と算出してくれます。
もし、このセッティングにしたらどうなるの?という疑問に
実際にそのセッティングにしなくても仮想的に答えを出してくれる訳ですね。
②フレット・ナットの自動切削
PLEKは1000分の1mmの精度でフレットとナットを切削してくれます。
もう、人間の精度を余裕で超えてますね。
この凄まじい正確さでフレットの高さを整えて、ビビりや音詰まりの症状を取り除いてくれる訳です。
しかし、ビビリ音を取る為だけの切削じゃないんです!
なんとフレットのRなんかも任意のRに削ることが出きるんです。
「コード弾きを多様するから指板Rは丸い方がいい」
「けどチョーキングはしたいからフレットRは平らな方が・・・」
こんな要望も叶えられます!
PLEKで出来る事を書き出していくと
まだまだ沢山ご説明出きるのですが
本日はこの辺で。。。
ちなみにこのギターには、上記の様にフレットを少し平ら目にして、ビンテージコンセプトのネックながらチョーキング時のサスティーンを最大限に伸ばすためのフレット擦り合わせを施しています。

