ネック反りの見方

こちらの Fender 1974年製 Jazz Bass
70年代のリアルビンテージですが、非常に良い状態で入荷致しました。

特に異常を直すためのリペアも必要なかったので
いつもの様に分解清掃と全体調整を行いました。
画像の様にネックの反りを見ながらロッドの調整です!

ネックの反りの見方はいくつかあるのですが、今回の様な見方はパッと見てネック全体の状態を見渡せるので
素早く状態をチェックできるこの方法は非常に重宝しています。

店員さんや技術者の方がこのやり方でチェックしている姿を見かけた事がある方は多いとは思いますが
結局、ネック上のどこを見ているのでしょうか?

ネックの「曲がり具合」をチェックするのですから、それを判断するための基準が必要ですよね。
ネック上に一つだけ絶対に真直ぐで、基準に出来る物があるんです。
それは 張ってある弦 です。

しかし、そのまま弦を基準に反りを見るのではなく
見るのは指板面に映る 弦の影 を見ます。

変な光源や障害物が無い限り、真直ぐな弦の影も異質に曲がることはありません。
そんな指板面に映る影の直線が曲がって見える時があります。
それは、影が映っている指板が反っている、すなわちネックが反っている時です。
それを見極めてネックの反りをチェックすることになります。

一見、技術者らしく見栄えするこのポーズ
すごい楽器を見極めてる感が出ててカッコイイ?ですが
実は、相当目を凝らしてネック全体の状態をチェックしています。

慣れてくるとパッっと見ただけで「あ、腰折れしてる」なんて異常も判別できますので
皆様も是非 自分の愛機のネックを毎日チェックしてみて下さい!






他のクラフトマン日記は
こちらから!