開放弦のビビリの改善するには? 〜ナット交換編〜

本日は、当店のビンテージ在庫の中でも一際目立つ見た目をしている Fender Precision Bass 60年代後半~70年代前半製 に施した「ナット交換」についてご紹介します。

こちらのベースが入荷した際、演奏性などに特に問題は無かったのですが、ネックの微小な捻れやフレットの減りが確認できたので、フレット交換を施すことになりました。

その際に、特に異常は無かったのですがナットも交換しました。

異常が無いのになぜナットを交換する必要があったのか?
それは新しく打つフレットの高さに大きく関係します。

ナットをそのままに、磨り減ったフレットから高さのあるフレットに打ち換えると開放弦でビビリ音を発生してしまいます。
ビビるということは、つまり他のフレットに弦の振幅が当たってしまっているという事です。
開放弦のビビリの場合ですと、殆ど1Fに振幅が当たってしまっている事が多いです。

これを改善するには
①全フレットの高さを落とす。
②ナットの弦溝の高さを上げる。

と二通りの方法がありますが
リフレットしたばかりで①の方法は非常に勿体無いですね。

なので、必然的に②の方法になるのですが
弦の溝が深く掘られてしまっている既存のナットの
弦溝の高さを上げることは無理なので
新しくナットを作り直し、高いフレットに対し適正な弦溝の高さになるまで弦溝を掘っていきます。


フレットの打ち換えをご依頼したことがある方々は
一緒にナット交換もオススメされた経験が多いと思われるのですが
オススメされるのにも こういう理由があるんですね。

今回のビンテージプレベのナット交換ではオイルナットをチョイスし交換してあります!

当店では楽器・パーツの事を熟知したクラフトマンが
楽器を購入されたお客様が最高のコンディションで演奏出来る様に調整・修理を施し販売しております。

こちらの Fender Precision Bass ご自宅で試奏なども出来ますので、是非お問い合わせ下さい!!

 

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