ナットの材質について

本日は こちらの Fender 1963年製 Jazz Bass Olympic White にも施しましたナット交換に関する投稿です!



日々のナット交換リペアでも必ずお客様にお聞きするのが「材質は何にしますか?」という質問です。
ナットの材質により、無論 音も変化しますしチューニングの狂い易さなどにも影響が出てきます!
そんな各種ナットの特徴を見て行きましょう。

「牛骨ナット」 ー 牛の骨から作ったものです。真っ白な物を想像するかと思われますが、実はブリーチで漂白されてます。しっかり磨くと、まるで骨じゃないみたいにピカピカになります。音質的には若干トレブリーな音になります。

「オイルナット」 ー 素材は牛骨なのですが、しっかり中までオイルを染み込ませており、見た目も音もヴィンテージ風になります。弦の滑りも良くなりますので、チューニングも気持ち程度ですが安定します。

「ブラスナット」 ー ブラスは音の伝導が最も良い金属で、金管楽器などにも使われていますね!サスティンが伸びが特徴的で。また、金属系のナットは開放弦とフレット(金属)を押さえた際に弾いた音のニュアンスが近くなります。弦溝を彫るのが凄く大変です・・・。

「タスク(TUSQ)ナット」 ー 象牙の特性を再現した硬質な人工素材で、使い込むと変色していき味が出ます。サスティンが得られ、またクリアなサウンドになります。こちらもやけに滑りが良い為、ヤスリの刃が滑って弦溝加工が大変です。

「象牙ナット」 ー 今となっては高値で取引されている象牙。希少材ですね。牛骨より少し硬い印象で、音もパリっとしてます。

「デルリン(ジュラコン)ナット」 ー ビンテージ・レス・ポールなどに使われていて、拘りの強いお客様からよく交換のご依頼を頂きます。加工した感触、見た目や材質は蝋みたいだと思いました。音的にはフラットな音質だと個人的には思います。

ざっと有名所を書きましたが、まだまだ「コーリアン」や「カーボン」など色々な材質のナットが存在します!

ナットは常に弦が触れているパーツの一つですので、ナットを交換するだけでかなり音質に変化を与えます。
プレイヤーの方も是非、自分に合ったナットは何なのか、一度検討してみてください!

ちなみに Fender 1963年製 Jazz Bass Olympic White には、オリジナルを踏襲しつつ機能性やヴィンテージタイプの音にも考慮し、オイルナットに交換しております!





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